金曜日のこぼれ話と錦糸町駅前と。

●越生のちょっとしたこぼれ話



越生の行きと帰りに利用した鉄道の数々。
東部越生線は一時間に3~4本、そして八高線の非電化区間の場合は一時間に1本の
ペースしか走っていないらしく、乗車時間を事前に調べないと帰りが大変な路線。

都心から離れた場所になると、電車もバスも本数が少ないものと久し振りに実感。
…以前訪れた行田でも同じ事を感じましたが。
(秩父鉄道は一時間に1本のペース、行田市を走るバスも本数が少ないetc…)

因みに今回越生を訪れる際に駅前で自転車のレンタルの事を知って、今回はレンタルを
利用しようと思いましたが『レンタルは行っていない』と言われてしまい…orz
結局バスと歩きを利用しました。
(…今から思うと山猫軒までの道中、坂道で自転車の利用は大変かも知れなかった。)

更には山猫軒を訪れた後、八高線を利用してイオンモール日ノ出に駆け付ける事も
考えていたけれども、其れを実行するにも…もっと早く出発しないといけなかった。
(でも、これは無茶な計画だったかも(汗)。)



と、こんな感じで話し出したら切りがないこぼれ話も満載でしたが(中には記事に出来ない
こぼれ話なんかも?)、久し振りの越生は風も心地よかったりのんびりとした時間が
流れているなと思った場所でした。
…都心部で生活していると何もかもが急ぎ足な感覚に陥ったりする所もあって、忙しい
日々のリラクゼーション感覚でこう言った場所に訪れるのも案外良いのかも。

其れにしても…八高線の非電化区間を走る気動車、110系と言ったかな?
結構スピードが出る事を改めて知りました。
(気動車=のんびり走ると言うイメージは少し変わりました。)

因みに気動車に乗車したのは高麗川(こまがわ)と言う駅まで。
非電化区間としての八高線はこの駅が終点らしく、八王子方面に行く時は電化区間の方に
乗り換える形になっていました。
…八高線の一部の区間だけでも電化区間になった事に時代の移り変わりを感じる。
(昔は全ての区間が非電化区間の路線でしたから。八高線。)

●錦糸町駅にて。



話題は変わり、金曜日の一日の終わりに訪れた場所は『錦糸町』駅。
駅前の『愛羅』さんと『中屋美彩紀』さんの合同ストリートに訪れました。

夜になって少し肌寒い風が吹いていた頃、頑張って歌をお届けする所には2人のファンが
駆け付けた他に、軽音楽部に所属する女子学生も聴いていく光景もあったり、この日も
様々な人達が立ち止まっていました。
(女性が行うストリートの場合、男性ばかりが立ち止まっていく傾向が根強いだけに、
珍しいと思いました、そして貴重だったかも。)

オリジナル曲を中心にお届けしていき、最後はJRの駅員さんにストップを受ける形で
終了となりましたが、twinsの復活アナウンスもしたりと2人は頑張っていました。
(直前に駅から担架で救急車に運ばれる光景もあり、その時点で駅員さんに見付かって
ストップされる事になったと思う。)



愛羅さん、中屋美彩紀さん。お疲れ様でした。
そしてJR錦糸町駅で働く皆様、ご迷惑をおかけしました。

初来店の山猫軒。@越生




仕事はお休みの金曜日。
行きはJR線からの東武鉄道へと乗り継いでいく形で訪れた越生。
越生と言えば昨年の9月の終わり頃にゆうパークおごせで行われた『Japan Fork Festival』の
イベントで一度訪れた事がある場所、その時の緑豊かな光景が忘れられず、また何処かで
訪れたいと思っていた場所でもありました。
(また、ゆうパークおごせでは9月26日から9月28日にかけて今年もJFFが開催されます。)

久し振りに訪れた越生、長閑(のどか)な雰囲気と緑に溢れた場所。
そんな越生で駅前から運行している『一時間に1本の』バスを利用して、最寄りとされる
停留所でバスを降りて、そこから『山猫軒』と言う場所を目指して歩いていきました。
(『麦原入口』と言う停留所。因みに周辺には横断歩道はありません。)

●看板を辿って歩くこと30分…。




街道の至る所にはこう言った『この先●km』の看板が設けられていて、地図を確認せずとも
解りやすく辿っていけるようになっていました。
それでも車の通れる広めの街道から始まり、歩いていくうちに山間部や森林地帯に突入して
坂道が多くなって舗装道路も狭くなり、坂道に至っては登りも大変ならば下るときも
路面が濡れてたり凍ってたりすると大変そうな印象を受けたりも。

運動不足気味だと歩いていくのは大変な道のりかも知れない(汗)。




それでも水のせせらぎとか、緑に溢れた場所から吹く涼しい風で何とか頑張れましたが。
(因みに『山猫軒まで残り350m』あたりに到達すると大きな車の通行は不可となる上に
転落防止の為の柵(フェンス)が設けられていてない為に、人も車も通行が大変。)

●到着、山猫軒。




そして歩くこと30分、到着した山猫軒。
かの宮沢賢治氏の作品『注文の多い料理店』に登場するお店『山猫軒』と同じ名前の
そのお店は、周りは自然に囲まれて、建物も外観も内装も木造の趣が色濃く感じる場所。


※このポストカードでは完成当初の内装の雰囲気が映っていますが実際の内装は色々と
改装された箇所もあったりして、若干異なります。



中に入ると、各作家による作品の展示を行っているギャラリーだったり、クラシックが
BGMで流れていたり、フロアにはテーブルや椅子が設けられていて食べ物や飲み物を
オーダー出来るカフェも営み、更にグランドピアノも置かれているその場所は演奏会も
行われている事も。

建築してから年数は経過している雰囲気も感じさせるけれど、木造の建造物ならではの
暖かな雰囲気、そしてお店を営むオーナーさんの暖かな人柄も感じさせる場所でした。



オーダーしたのは『古代米の野菜カレー(1日8食限定)』と『賢治おすすめサイダー』。
何をオーダーしようかと悩んだ末に選んだのはカレーメニューと…もう一品は珈琲を
頼もうとしたけれど、山猫軒と言う場所に来たこともあり、宮沢賢治氏に縁のありそうな
品と言う事でサイダーを選びました。
(何故サイダーなんだろう?と思って調べてみたところ、生前の宮沢賢治氏がサイダーが
大好物だったことを知りました。)

どちらも美味しかったです。

●キオクカイロ




そして此処を訪れた切っ掛け、それは『伊藤弘』さんの写真展『キオクカイロ』。
入り口を入った所からパネルが展示されていて、自然の写真から山林の写真、更には
夏場の花火の写真と様々な写真がパイルで展示、その1枚毎に込められた弘さんの思いや
メッセージの数々は何処か暖かく、伊藤弘さんにしか撮れない写真だと感じさせました。

昨年のデザフェス以来のキオクカイロ、今回も良い写真が多かったです。
(この写真展は今月28日まで開催。)


そんなこんなで初めて訪れた越生にある山猫軒。
営業する日が金曜日、土曜日、日曜日、祝日と、週に3~4日のペースで営業している
駅から離れた場所にあるお店。

また何時か珈琲を飲みに訪れてみたい。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。