目の手術 ~その2~

(※続き)

前の記事の通り、日帰り医療に関して多大な反対を受けてきまして。
手術当日を迎える前に自分でも何が正しい、何を信じたらいいのか解らない所まで陥り。
(頭の中では反対する気持ちも、入院医療を奨める気持ちも理解していたけれど。)

その後も一人で悩み、相談する相手もいる訳でもなく、何が正しくて何が間違いなのか
そんな気持ちに悩まされる日々を前日まで過ごし。

そして迎えた当日、自分なりに悩んで出した結論は。

●25日の手術当日。サッカーを観てから…



正解、間違い、そんな心境を一切捨てて自分の信じた選択を選ぶ事に。
今月に入り何度かお世話になっている眼科クリニックに手術を託しました。

手術当日は朝早くから起きて、サッカー日本代表vsコロンビア代表の試合を観戦。
最初から観れた訳ではなく前半終了間際に岡崎選手がゴールを決めた所からの参加。
1-1の同点で前半を終えて…からの後半はコロンビアサイドの優勢で試合は流れていき、
1点また1点とゴールを決められてしまい、1-4で試合終了。
コロンビア代表の選手も凄い選手ばかりだった、日本代表の敗退は悔しかったけれども
ブラジルの地で戦い抜いた選手達一人ひとりの悔しさが大きなものだと思う。

この結果を受け止めてまた一日を駆け抜けようと心に決めつつ、日本代表お疲れ様でした。

●眼科クリニックへ。

それから色々と準備をしてから出発、お昼近くの時間に眼科クリニックに到着。
少しの診察の後、手術の為の衣服着替えて点滴を施してから午後の2時15分頃に手術開始。

手術の内容は『硝子体治療』。
『レーザー手術』をメインにオペを行い、始めの過程として麻酔の目薬を投与したり、
更には眼の周りの皮膚に針(だと思う)を突き刺して手術の為に開いた状態にしたり
(痛かったけれどね。)、其処からレーザーを当てたり光を当てたりを繰り返し。
…その間は右目の感覚は殆ど感じなかったけれども、特にレーザー手術の最中は痛みは
感じる事はありませんでした。
…当初は眼球に直接何かをするのかな?と思ってましたが、それは無かったです。

手術は午後の3時30分を迎える頃に終了。
開始から一時間程で終わった手術に、以前から抱いていた目の手術に関する印象が
大きく変わりました。

『今の医学は進歩している』『目の手術も日帰りで出来る』と言う事は伺っていたけれど
医学の進歩、眼に負担をかけない優しい手術、そう言ったものを感じてきました。

手術した眼の方に大きな眼帯を施されて、眼帯を付けている間は下を向いた状態でいる事を
医師から言われて、帰りが大変だったけれども何とか帰路に赴けました。
(殆ど車や人の通りが少ない経路を選んだ事も、すんなり帰れた要因だったかも。)
でも寝る時も家で過ごす時も『仰向け厳禁』、うつ伏せ推奨故に大変でしたが。


(浅草の新仲見世商店街にて。可愛い。)

●日帰り手術を選択した事に後悔はしない。

改めて手術を受けてきて、日帰り医療に関してもう少し認知されて欲しいと思いました。
とにかく、この手の医療は入院医療が絶対的な考え方が多い事、医学の進歩をもっても
日帰り医療への懸念や風当たりが厳しすぎると言う事。
…保険金の観点から見ても圧倒的に入院した方が良いと言う現状。

確かに入院も考えた所はあったけれど、やっぱり入院を選びたく無かったのが本音。
入院医療を奨められた際に紹介された病院が…それもありつつ、始めに訪れた眼科さんや
その眼科が紹介してくれた眼科クリニックの事を悪く言い過ぎた事にちょっと頭にきた、
そんな理由もあるけれど、それだけじゃなくて。
(このまま入院医療を選んだら保険金目的で入院したと思われそうで、それも嫌だった。)

…仕事だったりそれ以外の時間だったり、日々を過ごしながら色んな人の姿を見てきて。
家族と一緒に過ごす時間を大切にしたい人、友達や知人はたまた恋人と過ごす時間を
大切にしたい人、同じ何かを応援している者同士で楽しく過ごしたい人、応援している
何かの為に駆け付けたい人、病室のベッドよりも自分の家の方が落ち着くと言う人、
多忙なスケジュールを過ごしながら生きている人、自分自身の何かに挑戦し続ける人達、
その一人ひとりの姿を見ていくうちに生き方は十人十色、そしてその生き方に正解も
間違いも無いんだって思えて。

日帰り医療を推進するその眼科クリニックの人達も自身の信条や信念を以て一人ひとりと
向き合っているものと信じたくなって、そして手術も託しました。

今回の一件は…反省点もあるけれど、この眼科クリニックに託した事を良かったと思う。
願わくば、もう少し入院医療と日帰り医療の垣根や格差が狭まる事を願いたい。
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