仕事帰りのKSMB、24日の川崎セルビアンナイト。

日曜日の黄昏時。
17:00を迎える頃には仕事が終わって、何時ものようにラジオを聴きながら帰りの市バス、
イベントが終わった後の川崎銀座街、と過ごしていき。

…川崎を後にする前に一件、訪れようか迷っていた場所にも足を運びました。

●川崎セルビアンナイトへ。




『KAWASAKI STREET MUSIC BATTLE』、ミューザ川崎などで行われている投票制のイベント。
この手の投票システムに関して乗り気じゃないと言う所もあったり、『ストリート甲子園』や
『天下一音楽会』、『出れんの?サマソニ』等の経験からか会場にお客さんを沢山呼べた
出演者が勝ち上がると言う仕組みに対しても乗り気になれない所もありました。
(音楽面での評価よりもそちらで勝敗が決まってしまったり、勝ったチームや応援団の
『勝ちは勝ち』『勝って当たり前』と言った振る舞いも過去にあって…。)

そんなこんなで乗り気になれない所はありましたが、このイベントの事を話してくれた
出演者の1人『すずきももこ』さんの応援も兼ねて会場まで駆け付けました。

●6組の中から勝ち上がるのは2組。



入り口で料金を支払い、会場へ入ると…会場の中は沢山の人達で溢れていました。
其々の出演者のファン、面識のあるアーティスト、イベント関係者の撮影カメラの数々、
後方では審査員を担当するレコード会社や大手CD販売店の関係者など、色々な人達が
その会場にいた事を実感。

そして『すずきももこ』さんのステージは、何とか観ることが出来ました。
始めから聴くことが出来た訳では無いけれども、自身の思いを込めて歌う姿が弾き語りや
ステージ終了後のトークから伝わってきました。

『すずきももこ』さんのステージを観た後は投票を済ませて帰ろうと思っていたけれど、
このイベントの投票システムは必ず2組に投票しないといけないシステムらしく、
もう1組は他の出演者のステージを観ないと決められないと考えて最後まで観ていく事に。
(同じ出演者に2つ票を入れる、3組以上や1組のみの投票は無効票扱い。)

『岡田茜』さんは…バスカーライブで一度観た事がありましたが、キャラクター性から
元気溢れていた印象を受けつつも、2曲目に歌った『亡き祖母を思って歌った曲』が
個人的に良かったと感じました。
ピアノ弾き語りの『Nao』さんは初めての方でしたが、元気な楽曲やしっとりめのバラード、
バリエーション豊かにお届けした中で『ありがとう』をテーマにした歌が良かったです。
『ジャムスタンマジック』、上村叶恵さんやBest Partnerの対バンで観た事があって
久し振りにステージを拝見した人達でしたが、アップテンポなナンバーもファンと皆で
盛り上がる一体感も熱かったですね。
(前田大志さん、KIKUさんはステージが終わっていた頃の来店故に観れず。)

●投票、結果。

そして6組のステージが終わった後は投票時間が設けられ、この時間に此方も投票。
悩みに悩んだ末に票を入れたのは『すずきももこ』さんと『ジャムスタンマジック』。
(実はと言うと当初はジャムスタンマジックに入れようか迷ってました。ファンの多さは
実感する所だけど色んな音楽仲間の支えや後押しがある事もあり、その点で他の出演者が
不利な点があるように感じて。でも実際にステージを観て、自分達の力で突き進む思いも
感じた所もあって票を入れました。ステージも熱くて素晴らしかった。)

投票の集計中の合間に司会を務めた『ちょっきんず』もステージで歌をお届けし、
明るいMCと心に響かせる歌、過去にイベントに出場してstyle-3!と優勝争いを繰り広げた
エピソードも語ったりと、初めて知った事に驚きました。


(ジャムスタンマジック、前田大志さん、すずきももこさん。)

来場者の投票と審査員の採点のもとに集計されたこの投票。
勝ち上がったのは『前田大志(準優秀賞)』さんと『ジャムスタンマジック(優秀賞)』。
(前田大志さんは審査員からの評価が特に高かった。)

この結果に会場にいた人達からは様々な意見が飛び交いましたが、個人的には音楽面でも
審査したり評価の対象としたこのイベントのシステムは良かったと思います。
(来場者の投票だけで結果が決まるシステムが嫌だった事もありましたが。)

とは言え…すずきももこさんが勝ち上がれなかったり、一部の人達から納得いかないと
声が溢れていたりと色々ありましたが。

でも結果云々よりも会場に訪れて、会場の空気や出演者達の思いに触れてみて、ここは
勝ち負けだけじゃない何かが其処にあったように思いました。
…純粋に何かに臨む人達の姿が其処にあって、純粋に音楽を楽しむ人達の姿もあって、
いつもただ其だけの事なんだけれども、だからこそこの手のイベントでも楽しめたのかも。

今回の結果で見事勝ち上がった人達は次のステージも頑張って欲しいし、勝ち上がれず
涙をのんだ人達もこの経験を糧に此れからも頑張って欲しいと思いました。

会場で同じ時間を過ごした皆様、お疲れ様でした。

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