活動休止前のワンマンライブ 23日の七転八起

最後にブログを執筆してから大分経過してしまいました(汗)。
その位に日曜日から色んな事が重ね重ね多くのし掛かったのですが。

先ずは23日に遡り。



3月23日。
この日を迎えたい気持ちと迎えたくない気持ちが重なり合った日でした。
この日の夜に『カケラバンク』のワンマンライブが行われると言う事、それと共に
この日を以てカケラバンクとしての活動は休止すると言う事。

カケラバンクの活動休止に関しては1月に行われた四谷天窓でのワンマンライブの時に
話を伺っていたから知っていたけれど、いざこの日を迎えるとなるとやっぱり寂しさも
隠せなかったりするのが心理で。

ともあれ櫻井幹也さん、伊藤弘さんの二人の思いを伺い、同時に此方としても活動休止前の
最後のステージを見届けようと思い、この日の仕事をきっちりと終わらせた後に…。

●吉祥寺スターパインズカフェへ。



JR吉祥寺駅を降りて、ヨドバシカメラの近くにある『吉祥寺スターパインズカフェ』へ。

この場所を訪れたのも久し振り、以前訪れた時は『ききまたく』、『だいじゅ』さんと
3組で五唄並べと言う企画イベントが行われていて、大雨で大変だったけれどイベントは
本当に楽しかった事が懐かしい。

そんな思い出深い場所にて行われたワンマンライブ、カケラバンクとしても今までで
最大規模と語る程に大きな場所で、この日は何時も応援しているファンの人達の他に
音楽仲間達も沢山駆け付けていました。
(カホン村岡さん、ききまたく、藤田悠治さん、斉藤麻里さん、やもとなおこさん、
はるのまいさん、木下直子さん、スタッフもろこしさんetc…)

到着した時から会場は満員状態、其々の思いはあったと感じつつも皆がこの日のライブを
楽しみにしていた事を感じました。
(同時に、活動休止を惜しむ姿も。)

●泣いたり笑ったり盛り上がったり。



ライブ本編も盛り上がりました。

此方が到着した時、ステージでは『東京』を披露していた頃。
その後『靴飛ばし』『家族写真』『瞬きする度に』と続いていき(この辺りのセットリストは
個人的にツボにきたセットリストでした。)、歌の後のMCにてカケラバンクを結成してから
7年間の歩みが語られて……その思い出の数々が結成までの経緯からしょうもない思い出まで
本当に色んな事があったと改めて知りつつ、会場からも笑いが込み上げていました。
その思い出の数々もまた…カケラバンクの二人を形成して、成長させたと思う。

MCが終わってステージが再開、『思い出し笑い』『オンド』とここ最近のカケラバンクの
楽曲の中でもファンと一緒に手拍子や合唱で盛り上がるナンバーを披露し、この日も
この2曲は会場の皆で盛り上がりました。
…会場の皆で歌っている最中の櫻井幹也さんのメッセージも印象的でした。

アンコール前の最後の歌は新曲『終電』。
1月のワンマンライブ以来、久し振りに生で聴いた新曲でしたが歌の歌詞も二人の演奏も
心に染み渡る歌でした。

●アンコール、ダブルアンコール。

アンコールで歌を披露する前に伊藤弘さんが1月に結婚した事を発表。
…当初は1月のワンマンライブで公表する予定だったけれど先の活動休止の一件もあり、
中々公表するタイミングが無く漸く公表出来ました。(おめでとうございます。)

ファンの皆からおめでとうの声もあり、櫻井幹也さんも伊藤弘さんの結婚のお祝いの為に
初披露の一曲『水色の向こうへ』を歌い、涙ながらに打楽器を叩く伊藤弘さんの姿も
印象深かった一曲でした。

此れからの其々の活動への思いを『スタートライン』に込めた他、ダブルアンコールでは
二人からの此れからの活動の事、其々の歩む決意を語り、最後の一曲としてカケラバンクが
初めてリリースしたファーストシングル『ハナウタ』を披露。
…改めて聴くと誰かが観てくれていたり支えられたり、そんな歌詞が印象的に残りつつも
此れから歩んでいく二人にとっても支えてくれる誰かに恵まれる日々であって欲しい、
そんな事を思いながら最後の一曲を聴きました。

●まだ見ぬ明日の向こうへ。




物販で購入したのは2012年に発売されたカケラバンクの写真集。
カケラバンクの二人の他に会場に来ていた写真家の須田誠さんからもサインをもらいました。



カケラバンクを初めて観た新宿でのストリート。
其処で初めて歌を聴いてCD『目を閉じて見えるモノ』も聴いたり、その後も新宿東南口の
タワーレコードでのインストアライブや写真展のキオクカイロ、目黒の八芳園で行われた
キャンドルナイトをえて2年前の3月23日に初めてワンマンライブに参加。

其処から様々なライブに参加したり、暗闇トリップやワンマンライブも数多く参加して
その一つ一つのライブが思い出深いものばかりでした。

カケラバンクを通して色んなファンと繋がりが出来たり、沢山のアーティストとも
知り合えた事も大きかったです。
(タワーレコードでのインストアライブの帰りに『上村叶恵』さんと知り合えたり、
暗闇トリップを切っ掛けに『玉城ちはる』さん、『大石由梨香』さん、『藤田悠治』さん、
『河野圭佑』さんetc…。その他にも『斉藤麻里』さん、スタッフの『もろこし』さん、
『カホン村岡』さん、『Piano trio chou-chou』の3人、『KAZU』さん、『ききまたく』、
『だいじゅ』さん、『代々木原シゲル』さん、『ぽんちゃん』さん、『FUNKIST』、JFF2013、etc…)


……こうして振り返ると、『カケラバンク』を切っ掛けにして沢山の人達と出逢えたり
掛け替えの無い思い出が本当に多かったと改めて知る。
そして、昨年11月に行われたEach Feelingのイベントで玉城ちはるさんが『この人達と
一緒に出来るのは今回が最後かも知れない』と言う言葉が今になって痛烈に残ったりも。
……玉城ちはるさん、その言葉は痛いほど響きました。

とは言えカケラバンクの二人に出逢えて良かったと改めて思う。
同じ年代と言う所もあるけれど、二人の歩んできた道からカケラバンクとして手掛けた
歌やステージは本当に心に響かせるものが多かった。

カケラバンクのステージは再び観れるかどうかは解らない。
けれども此れからの二人の歩みも頑張って欲しいと思うし、願わくば再び二人が何かを
切っ掛けとして新たなカケラバンクを皆に見せて欲しいと思う。

3月23日。
おふくろの誕生日でもあるこの日、カケラバンクにとっても結成の日に思いを馳せて。

カケラバンクとして、7年間の活動お疲れ様でした。

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