カケラバンクトクブクリン@四谷天窓



今日から2月に突入。
寒い冬も過ぎれば春へと向かう陽気の頃。
とは言え先月の終わり辺りから急に日中が暖かい日が続いた感じでちょっと困惑気味な所も
あったりするけれど、冬から春に突入しようとする所には色んなものが待ち受けていたり
するのも季節の変わり目の特徴。

1つずつ乗り越えていって、春に臨んで行きたいですね。

●四谷天窓へ。



仕事休みの土曜日。
眠気眼をこすりつつお昼の時間帯に訪れた場所は『四谷天窓』。
土曜日のお昼。先月のバースデーワンマンに続いてこの日も晴天に恵まれたと思いつつ
四谷天窓で行われたライブは『カケラバンク』と『クブクリン』のツーマンライブ。

昨年10月と11月に行われた『ザ・ドリームマッチ』で結成した一夜限りのユニットが
この日再び実現したり、クブクリンとカケラバンクの其々のステージも盛り上がったり、
この日ならではの音楽が会場で流れていました。



●野村とタイコ

トップバッターとしてステージに登場したのは、『野村太郎(クブクリン)』さんと
『伊藤弘(カケラバンク)』さんのユニット、『野村とタイコ』。

『シャラン』をはじめクブクリンの楽曲を2曲披露した他に、11月のドリームマッチで
野村とタイコとして披露した楽曲『太鼓が鳴ったら』もお届け。
野村太郎さんのノリノリなテンションと伊藤弘さんの突っ込みも印度深く、会場からも
笑いが込み上げていた『野村とタイコ』のステージでした。

●YAH YAH YAH

『櫻井幹也(カケラバンク)』さんと『斉藤広哉(クブクリン)』の『YAH YAH YAH』。
ギターとパーカッションによるカケラバンクの楽曲も、ギターとピアノになるだけで
新鮮な印象で聴くことが出来た11月のドリームマッチ。
ギターとピアノによる『No No No』『引力』も心地よい音色に感じたり、YAH YAH YAHで
手掛けた楽曲『理想論』も先月のバースデーワンマンでの発表の事もあって歌う前の
MCや歌っている最中に聴いた歌詞に思わず深くのし掛かるものがありました。

●クブクリン

『野村太郎』さんのギターと『斉藤広哉』さんのピアノによるユニット『クブクリン』。

考えてみたらクブクリンとして歌を聴くのは初めてかも知れない?そんな風に思いながら
ステージを拝見しました。
(以前、カホン村岡さんの企画ライブで野村太郎さんのステージは観た事があります。)

明るい曲からしっとり聴かせるバラード、渋めな感じの新曲と全7曲をお届け。
『真夜中のイメージ』『嘘なら上手に(新曲)』『マボロシ』と、クブクリンの楽曲も
素晴らしい歌が多いなと思いつつ、野村太郎さんが時折オードリーの春日さんのような
オーラを醸し出していた様に感じさせたクブクリンのステージでした。

●カケラバンク

この日のトリを務めた『櫻井幹也』さんのギターと『伊藤弘』さんのパーカッションによる
ユニット『カケラバンク』。
カケラバンクの活動休止まで残りわずか、とは言えステージで歌う二人の姿には全力で
目の前にいる皆に歌を届けたい思いに溢れていました。

『瞬きする度に』を披露した後のMCにて二人でこども園に訪れた時のエピソードを語り、
子供達とのふれ合いから、中々なつこうとしない子供が心を開きはじめて、その子供が
なついた時に他の子供が急にヤキモチを焼いた、そんなトークも楽しく聞き入りつつ
ステージ上の櫻井幹也さんと伊藤弘さんのやり取りもやっぱり楽しく。

凸凹なやり取りから再び演奏に戻り、『声を聞くだけで』『口癖』『スタートライン』と
アコースティック調にお届けし、最後は皆で盛り上がる楽曲『思い出し笑い』『オンド』で
手拍子と合唱で盛り上がりました。
思い出し笑いの中で『ラララ…』と歌っている最中、櫻井幹也さんの歌った『今日の事は
何時しか忘れてしまうかも知れないけれど、其れを忘れたくないから再会を喜びあえる』
そんな風に歌った姿が印象的でした。
(…うろ覚えですが。)

●アンコール。

アンコールはカケラバンクとクブクリンがステージに集い、四人でお届け。
クブクリンの『恒星』、カケラバンクの『目を閉じて見えるモノ』の2曲をお届けして
ライブの盛り上がりは最後まで保ったままツーマンライブは終わりました。



ひょっとしたら一日限りのツーマンライブになるのかも知れないこの日のライブ。
とは言え、また実現する事が当たり前の考えてしまうと逆に再会の喜びとか『再び』の
有り難みを忘れさせてしまうのかも知れない、とも感じさせました。

また実現する可能性は無いかも知れないからこそ出す事が出来た音楽やMC、セッション。
ステージで歌うカケラバンクとクブクリンの姿は、とにかく熱かった。

3月23日のワンマンライブを以て現在の活動を一旦休止するカケラバンク。
其までにまた何処かに駆け付けたいと思います。

四谷天窓で同じ時間を過ごした皆様、お疲れ様でした。

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